HOME>Care222®とは?
Care222®は、
人がいる場所で使える
紫外線除菌の技術。
Care222®は、人がいる空間で使える、新しい紫外線除菌の技術です。波長222nmの紫外線を使って、人と社会をやさしくケアしていきたいという想いを込めて、Care222®と名付けられました。
Care222®の安全性
Care222®は、角質や角膜の表面より奥へは入らないため、日焼けや皮膚ガン、白内障といった障害を引き起こしません。
[従来の紫外線]
皮膚の内部にまで侵入してしまい、生きた細胞を傷つける。
[Care222®]
角質表面で吸収されるため、皮膚の奥へは入らない。
[従来の紫外線]
角膜の細胞を数層通過。
[Care222®]
角膜表面で吸収される。
紫外線が人体に影響を及ぼすのは、角質層より奥に侵入するからと言われています。従来の紫外線(波長254nm)は生体透過率が高く角質層より奥に侵入しますが、波長222nmの紫外線は生体透過率が低く、角質層内で吸収されるので、人体に影響を及ぼしません。
Care222®は、人体に影響のない波長222nmの紫外線を照射できる、エキシマランプを採用しています。さらに、独自の光学フィルターで、わずかに残った有害な波長もカット。人体に影響のない紫外線だけを当てるので、人がふつうに生活している場所でも紫外線除菌ができます。
まず、人体に影響を及ぼさない波長222nmを
ピークに照射。
さらに、独自の光学フィルターでわずかに残った
有害な波長もカット。
2013年、コロンビア大学のデイビッド・ブレナー教授は、エキシマランプと光学フィルターを組み合わせて、紫外線の有害な波⻑をカットしウイルス・細菌の不活化効果のみを活用することに成功しました※。ウシオ電機は、コロンビア大学とこの技術についての独占ライセンス契約を結んでいます。
※Buonanno, M. et al. 207-nm UV Light - A promising tool for safe low-cost reduction of surgical site infections . I : In Vitro Studies. PLoS One 8(10), e76968 (2013).
Care222®の除菌力
Care222®は、光を照射する仕組みなので、空気と物の表面を同時に除菌できます。そのため、人が集まる場所や大勢の人が触れる設備・機器などに対して除菌効果を発揮します。目には見えない光を照射するだけなので、ふだんの生活を妨げることはありません。
紫外線は、ウイルスや細菌のDNA/RNA構造に損傷を与えることができます。そのためCare222®は、新型コロナウイルスをはじめとする、さまざまなウイルスや細菌、酵母菌に対して効果を発揮します。DNA/RNA構造に働きかけるので、殺菌や不活化が難しい菌やウイルスは、原理的に存在しません。
Care222®で除去できる細菌・ウイルス
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌
緑膿菌
大腸菌 O-157
ネズミチフス菌
カンピロバクター
枯草菌
Vegetative Cell(栄養型)セレウス菌
枯草菌
Spore(芽胞)クロストリディオイデス・ディフィシル
カンジダ・アルビカンス
アオカビ
黒色麹菌
Hypha(菌糸)バクテリオファージMS2
ネコカリシウイルス
インフルエンザ
H1N1, A/PR/8/34 ATCC VR-1469
H1N1, A/PR/8/34(エアロゾル)
ネコ腸コロナウイルス
WSU 79-1683
ヒトコロナウイルス 229E 株
229E VR-740(エアロゾル)
ヒトコロナウイルス OC43 株
OC43 VR-1558(エアロゾル)
新型コロナウイルス
2019-nCov/Japan/AI/I-004/2020
ウイルスや細菌には、薬剤への耐性ができたり変異したりといった特性があります。Care222®は、ウイルスや細菌のDNA/RNA構造自体に働きかけることで耐性菌を作れなくするので、耐性ができたり変異したりといった心配もなくなります。
アルコールや薬剤での除菌
DNA構造に直接作用しない。
Care222®の除菌
DNA構造を攻撃し、生殖能力を奪う。
Care222®の除菌
DNA構造を攻撃し、生殖能力を奪う。
紫外線は、ウイルスや細菌のDNAやRNAに吸収される性質を持っています。吸収された後に、核酸を損傷させ、生殖能力を奪います。