試験機関:米国・コロンビア大学
フィルタ付き波長222nm紫外線をマウスに対して66週間(15.2カ月)照射しても、皮膚がんの病理学的所見※は確認されませんでした。
※新生物または他の前がん性変化、扁平上皮がん、前がん性乳頭腫または悪性微小浸潤性扁平上皮がん
・皮膚がんの病理学的所見の有無
・4つのグループ(非照射、低量、中量、高量)において、マウスの潜在的な発がんの指標となる体重変化、生存率、死亡率に関して統計的な差異は検出されなかった。
※論文に掲載されている表の一部を抜粋
Welch.D, et al. No Evidence of Induced Skin Cancer or Other Skin Abnormalities after Long-Term (66 week) Chronic Exposure to 222-nm Far-UVC Radiation. Photochemistry and Photobiology, (2023). https://doi.org/10.1111/php.13656
生後2か月のオス48匹とメス48匹のヘアレスアルビノマウスを、オス・メス別に12匹からなる8つのグループに分け、各グループに対して、週5日、1日8時間、波長222nm紫外線の平均照射量が0(非照射)、55(低量)、130(中量)、400(高量)mJ/cm2となるよう照射実験を実施。66週間(15.2カ月)後の皮膚がんの病理学的所見の観察を行いました。
米国・コロンビア大学