Care222®の紫外線(波長222nm)を、A型インフルエンザウイルス(付着ウイルス・浮遊ウイルス)に照射したところ、不活化効果を実証しました。
※ 実機・実使用空間によるものではありません。
・A型インフルエンザウイルスへの不活化効果
■付着ウイルス
プラスチックシャーレにA型インフルエンザウイルス液10μL(2μL×5か所)を滴下し、1.5、3、6mJ/cm2の照度で波長222nm紫外線による照射試験を実施。
紫外線照射後のウイルス感染価をTCID50法で評価し、各照射量における不活化効果を評価しました。
■浮遊ウイルス
安全キャビネットに200Lの試験チャンバーを置き、A型インフルエンザウイルスを毎分0.2mLで5分間噴霧し、撹拌ファンでウイルスを均一にさせた後、波長222nm紫外線による照射試験を実施。
0分、5分後の試験チャンバー内の空気を採取し、ウイルス感染価をTCID50法で評価し、各照射時間における不活化効果を評価しました。
A型インフルエンザウイルス:Influenza A virus, A/PR/8/34, ATCC VR-1469
一般財団法人 北里環境科学センター
報告書番号 :
北環発2019_0032号 「紫外線照射によるウイルス不活化試験」
北環発2021_0039号 「222nm(Care222 B2 モジュール照射器)による浮遊ウイルス不活化試験(200L試験チャンバー)」