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クロストリディオイデス・ディフィシルへの
殺菌効果の優位性を確認

試験結果

Care222®の紫外線(波長222nm)は、従来殺菌灯として使用されている紫外線(波長254nm)よりも少ない紫外線量でクロストリディオイデス・ディフィシルの芽胞を殺菌できることを実証し、波長254nmに対する優位性が示されました。

※実使用空間での結果ではありません。

・クロストリディオイデス・ディフィシルの芽胞への殺菌効果

※殺菌率(n=2)の平均値をプロット
※論文を元にウシオ電機にて殺菌効果のグラフを作成

Narita et al. Ultraviolet C light with wavelength of 222 nm inactivates a wide spectrum of microbial pathogens. J Hosp Infect (2020). https://doi.org:10.1016/j.jhin.2020.03.030

試験内容

プラスチックディッシュに芽胞状態のクロストリディオイデス・ディフィシルの菌液(0.5mL)を滴下し、10、20、30、40、50mJ/cm2の照射量で波長222nm紫外線と波長254nm紫外線による照射実験を実施。紫外線照射後、菌液を寒天培地に塗布し、37℃で培養し24-48時間後のコロニー数を数え、殺菌効果を比較しました。

クロストリディオイデス・ディフィシル:Clostridioides difficile(Endospores)

試験機関

共同研究先:

弘前大学大学院医学研究科 生体高分子健康科学講座 中根 明夫特任教授らのグループ